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“For Sleep”制作あたって 第七章

僕が幸せを感じる時。肉体や言葉を通り越して人や自然と通じ合えた時。 多分皆さんもそういう経験あると思います。 音楽をもう一度作った理由。 多分それはもう一度みんなと繋がりたかったからだと今にして思います。 聴いたことない音楽を聴いてみたいと思った欲求は、...

“For Sleep”制作にあたって 第六章

制作期間中にふと舞い込んだダンサー落合千晴さんとの公演「ツキノウミ」も この作品に大きな影響を与えてくれた。 人と空間と自然という一見別々のものを音楽によって結び付け一つのものにしていくという経験と手応えが制作の向かうべき方向を更に強く示してくれた。...

“For Sleep”制作にあたって 第五章

眠りにつく直前の様な音楽を作るべきだと確信した。 その事を確信してからは早かった。 ただ、長年音楽を作る環境から離れていたせいで、 音を出して録音する環境をまずは作らなくてはならなかった。 家にあったのはギターとアンプシュミレーターとMAC。...

“For Sleep”制作にあたって 第四章

音を何個か並べるとそこにリズムが生まれる。 リズムが生まれる事で 人は体の中の何かが目を覚ます。 テクノという音楽は最も原始的なその作業を作り出す音楽。 またロックなどのポピュラーミュージックもそこに音圧の変化と音程の変化で...

“For Sleep”制作にあたって 第三章

理想とする音楽を作るために自分の奥底にあるおぼろげなイメージを繋ぎ合わせる。 それはまるで、夢の中ではっきりと文章を読み上げるごとく難しい。。 そのイメージを繋ぎ合わせるためのヒントは 日常の中に散りばめられていた。 例えば 高速道路で聴くフランクシナトラ...

“For Sleep”制作にあたって 第二章

自分が本当に聴きたい音楽。 ずっとずっと昔からおぼろげにイメージはあった。 誰もそれを鳴らしてくれなかったし、 自分もそれを鳴らしては来なかった。 まず、おぼろげなイメージを頼りに、何が自分にとって心地よい音楽なのかを考えた。 一日中ずっとその事を考える事も出来なかった。...

「For Sleep 制作にあたって」 第一章

世の中は素晴らしい音楽で溢れている事は知っている。 自分もその音楽に救われた一人だし、 その音楽を使用して他者との繋がりを求めて来た。 しかし歳のせいもあるだろう、 以前の様に音楽を聴いて鳥肌が立つ様な事が少なくなってしまった。...

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