理想とする音楽を作るために自分の奥底にあるおぼろげなイメージを繋ぎ合わせる。 それはまるで、夢の中ではっきりと文章を読み上げるごとく難しい。。
そのイメージを繋ぎ合わせるためのヒントは 日常の中に散りばめられていた。
例えば
高速道路で聴くフランクシナトラ
遠方上空に飛ぶジェット機のスピード
タバコから上る煙の動き
それらは時間の感覚を麻痺させてしまう。
日常の中の非日常なスローモーションな世界。
子供を寝かしつける子守唄にもヒントが。
綺麗な発声でテンポよく歌っては子供は眠くならない。
テンポという概念から外れた音楽の心地よさ。
また、自分が長く話すと自分も相手もとても眠くなる事に気付いた。。。 あまり良くない事だけど。。
敢えて良く言えば、自分は人を眠くさせる 発音方法を取得していて、 自分はその時間感覚の中で生きていて 世界をそう認識していると自覚をした。
その時間感覚を音楽に取り入れる事で、 自分にとって本当に心地よい音楽が作れると確信した。